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2021/07/13

東京外かく環状道路 大泉本線(北行)・大泉JCT Fランプシールドトンネル保全措置実施のお知らせ

 NEXCO東日本 関東支社およびNEXCO中日本 東京支社では、東京外かく環状道路 本線トンネル(北行)大泉南工事および大泉南工事の工事箇所において、安全確保を目的に、事業用地内でシールド機の保全措置を行います。

 陥没事故の発生を受け、大泉本線(北行)および大泉ジャンクション(JCT) Fランプシールドトンネルは、掘進作業を停止しており、定期的にカッター回転を行うなど適切に管理を行っておりましたが、今般、この2機のシールド機と周辺のセメント改良地盤との固着に伴い、シールド機への負荷が大きくなっている傾向が確認されました。
 なお、この状況については有識者にも確認いただいており、現在のところ、安全上の問題はありませんが、今後もシールド機への負荷が継続した場合、シールド機の故障が原因となり切羽が不安定化する等、周辺の地表面へ影響が生じる懸念があります。
 つきましては、安全確保のため事業用地内において保全措置として地盤改良区間の外側までの必要最小限の掘進を行います。なお、この保全措置は有識者委員会において取りまとめられた再発防止対策を踏まえて実施し、地表面変位や振動・騒音等を確認するとともに、異常が生じていないか徒歩等による巡回を行う等、モニタリングを強化いたします。また、計測した振動・騒音等の速報値については、現場にて表示いたします。
 作業にあたっては、安全を最優先に実施いたしますので、ご理解とご協力をお願いいたします。
 ※この保全措置は、安全確保のために事業用地内において必要最小限の掘進を行うものであり、これをもって掘進再開するものではありません。掘進再開にあたっては、事前に周辺住民の皆さまへご説明させていただきます。